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    Les Miserables

    「レ・ミゼラブル 少女コゼット」原作比較


    家族関係は近くなるようにしましたが、基本的に管理人が感じた重要度合順です。
    キャラクター名 原作 アニメ 紹介・設定変更点など
    コゼット
    本名:ユーフラジー
    (声・松元環季→名塚佳織)
    主人公の少女
    アニメ化にあたって主人公に昇進した少女。
    母親のファンティーヌが働くためにテナルディエの宿屋に預けられ、そこで女中として働かされる。
    病気に全くかからない。
    母親の遺伝子を継いでいるのか容姿はかなり美人、こき使われても栄養状態が悪くなっても容姿は醜くならない
    ファンティーヌ
    (声・荻原えみこ)
    コゼットの母親
    学生時代にあんな間違いがあって、夫が居ないままコゼットを出産する。
    数年間パリで針子をしながら生計を立てていたが、なんらかの事情で仕事をやめ、幼いコゼットを連れ、故郷を頼ってモントメイユ・シュル・メールの街に旅立ち、その途中でテナルディエ一家にコゼットを預ける。
    モントメイユ・シュル・メールの街で職を得るが、少し経った時点で噂好きの仕事仲間に子持ちであることを暴かれ、職権乱用した工場長代理に工場をやめるよう言われてしまう。
    度重なるコゼットの預かり費の値上げ要求と“コートが必要だ”“コゼットが病気になった”などの方法で金をとられ、コゼットのためにと子供に見せれないような仕事も含めあらゆる努力をした挙句、死病にかかり、死んでしまう…。
    字は読めるが、書けない
    ジャン・ヴァルジャン
    偽名A:マドレーヌ
    偽名B:ユルティーム
    (声・菅原正志)
    原作の主人公、元枝切り人夫。
    年老いているが故に主人公の座を明け渡した元主人公。
    貧乏ゆえにパンを一つ盗み、5年の徒刑を言い渡されるが、さらに数回脱獄を試みたため、結局19年間徒刑場に入れられていた男。
    徒刑場から解放されるものの、人々から冷たく対応され、犯罪者に戻りかけてたところ、ミリエル司教に出会い、その影響で改心する。
    しかし、改心する直前に反射的に犯してしまった罪によりジャヴェールらに追われる身となる。
    モントメイユ・シュル・メールの街で偽名(マドレーヌ)を使い黒硝子の大工場を作り、一時期は市長にまでなり有名人になるものの、元徒刑囚でかつ償ってない罪があることが明るみにでると、「やっぱり怪しい奴だと思った」と世間から言われ葬り去られてしまう。
    ファンティーヌからコゼットのことを聞いていたため、のちにコゼットの親代わりとなる。 人並み外れた力持ちであることから「ジャッキのジャン」と呼ばれる。
    鉄砲を打たせると百発百中。
    マリウス・ポンメルシー
    (声・???)
    公式Webサイトの人物紹介で「?」マークに入る人物。あとから追記します。
    ジャヴェール
    (声・松山タカシ)
    典型的な憎まれ役
    獄中で生まれ、悪を憎む一心から警察という職業に就く。
    悪者には例えどんな事情があっても容赦ない。
    テナルディエ
    (声・矢部雅史)
    この人がいないと物語が始まらない極悪人
    ワーテルローの戦いでフランス軍の軍曹をしていた。
    その後、パリの近郊の街・モンフェルメイユに安料理店兼宿屋を経営し、その時代にファンティーヌからコゼットを預かり、その代金として高い預かり費を請求し、また支払いが滞りだすとコゼットを女中扱いにして働かせる。
    結局、宿屋はコゼットが居なくなったあとに潰れ、パリの地下世界に入り込む。 パリで物乞いをしているときにジャン・ヴァルジャンが施しに来たり、偶然ジャン・ヴァルジャンとコゼットの住処に狙いを定めたり・・・と、悪運が強すぎる悪役である。
    テナルディエ夫人
    (声・堀越真己)
    インパクトの強い軍人女房
    アニメでは黒髪だが原作では赤毛である。
    エポニーヌ
    愛称:ポニーヌ
    (声・大塚友稀→笹本優子)
    テナルディエの長女で、マリウスに想いを寄せる少女
    親の影響からかコゼットを散々いじめていたが、とある悪事で両親とアゼルマが一斉検挙されてからは一変。地下世界の世界・隠語から足を洗い、マリウスに好意的に接触し、マリウスの初恋に使われてしまう。それがマリウスに想いを寄せているからだとは、マリウスは露ほども知らなかった。
    従って、悪役か善人かの区切りは難しいが…、最後のこともあって善人と分類したい。
    アゼルマ
    愛称:ゼルマ
    (声・鎗田千裕→間宮くるみ)
    テナルディエの次女
    こちらはマリウスに恋はしてないので、ずっと悪人のまま。親が親だから仕方がないのだが…。
    ガヴローシュ
    (声・小林由美子)
    テナルディエ夫妻の三人目の子供で長男アニメでは末っ子だが、原作では更に下に二人の男の子がいたことになっている
    テナルディエ夫妻の愛情は一切受けずに成長。コゼットの強い味方として宿屋では活躍する。 宿屋が潰れてからは親とは完全に離れ、パリの地下世界を駆けずり回る。
    フォーシュルヴァン
    (声・石森達幸)
    恩を恩で返す人
    ジャン・ヴァルジャンがマドレーヌしてモントメイユ・シュル・メールで仕事を始めたときに彼に仕事を奪われ、以降マドレーヌを妬むようになった。マドレーヌことジャン・ヴァルジャンにとっては数少ない敵の一人であったが、フォーシュルヴァンが荷馬車に潰される事件があり、それをマドレーヌが助けたことからマドレーヌの味方になる。
    その後、障害を負ってマトモに働けなくなった彼はパリにある修道院で庭番をして生計を立てることになるのだが…
    アラン
    (声・勝杏里)
    × マドレーヌに救われた泥棒
    アニメオリジナルキャラで、泥棒をしようとしたところ、マドレーヌに捕まり、以後マドレーヌの雑用係として働いている青年。
    ダニエル
    (声・真田アサミ)
    × アランの弟。もちろんアニメオリジナル。
    マリー
    (声・今野宏美)
    × アランの妹。こちらもやはりアニメオリジナル。
    メイエ
    (声・瀬畑奈津子)
    権力を乱用する女監督、悪役。
    原作では名無し。
    女工場の監督を務めている。女工場には殆どマドレーヌはこないため、実質的な最高権力者である。
    自分はマドレーヌ市長からすべてを任されていると思っている。
    尊敬に値する女らしいが、“慈悲心”を持ってなかったために、ファンティーヌの噂を知るや否や彼女を解雇してしまう。
    ゼフィーヌ
    (声・田中敦子)
    噂の媒介人、悪役。
    原作にはモデルらしき人物はいないが、工場にこのような人物がいたということは伺える。
    ファンティーヌを不審に思い、色々調べた挙句、結果としてファンティーヌを追い出した、噂好きな女工。
    ミリエル司教
    (声・大塚周夫)
    聖職者の鑑というべき存在として原作には長々と描かれているが、アニメにはマドレーヌ(ジャン・ヴァルジャン)の回想として少しでてきただけである。
    聖職者として非常によく出来た人で山賊も恐れずに遠方の村に回ったり、孤独のうちに死ぬ人の最期を見届けたり、掛け金がない部屋に住み飢えた貧しい人に一宿一飯を提供したりと、道徳的には非常に正しい行いをする地上に降りてきた神様みたいな人である。
    ジャン・ヴァルジャンはこの人に改心させられ、後のマドレーヌ市長となっていくのである。
    フェリックス・トロミエス ファンチーヌの不運の元凶で、コゼットの父親。あくまでも一応
    パリの学校(大学?)に通っていた学生。
    まぁ、その、ファンティーヌと…、うん(謎)。
    ファンチーヌが子供の存在を告白する前に、トロミエスが突然パリから帰ってしまったため、ファンチーヌは一人で子供を育てることになってしまった。
    トロン
    (声・遠藤尚美)
    × 優しいタイプ、エポニーヌのクラスメイト
    完全オリジナルキャラのため、詳細は不明だが、かなり穏やかな性格で、容姿もいいらしい。
    シュシュ × 名劇に多いオリジナルキャラの犬
    見つけたときはやたら小さい子犬だったが、やがて成長して大きな犬になる。
    真っ白でふわふわの毛が特徴。
    ○:普通に登場  △:回想などの限定的な形で登場  ×:登場しない  ?:不明